川崎の簡易宿泊所の火災

 川崎市川崎区で簡易宿泊所2棟が全焼し、死者、重軽症者を多数出した事件があった。簡易宿泊所は日雇い労働者らが利用してきた歴史がある。
事件のあった簡易宿泊所は、3畳ほどの個室が3階までびっしりある『1泊2000円』のもので利用するのはほとんどが長期滞在者の生活保護受給者であったとのことだ。
行政が入居者を把握していたため焼けた遺体の身元判明も早かったのだろう。
 放火なのか失火なのか原因は、わからないが今回の事件は決して他人事ではなく無低でも起きうる事件だと思った。
 プライバシーが極端に制限されるこうした施設では、利用者同士のトラブルや事件、事故は絶えない


おカネの貸し借りをめぐってけんか沙汰になる、
財布や物が無くなる、
タバコの不始末でボヤをだす
シンナーに引火するなど、、
無低や簡易宿泊所は、高度経済成長時代に建てられた飯場を転用しているため、現行の消防法や建築基準法を満たしていない施設も多い。
瞬間的に行政の監視は、厳しくなりこのようなことが無いように注意するだろう。しかし喉もと過ぎれば熱さ忘れ、忘れたころにこのような事件が再び起こることだろう。